
デザインに対するさまざまな手法が進化して、デザインスプリントが生まれました。
アジャイルやデザイン思考の普及に合わせて、これらをパッケージ化した手法として
デザインスプリントが行われるようになりました。
アジャイル
「スプリント」という言葉はアジャイルの世界から取り入れられました。「 短距離走」と
いう本来の意味が示す通り、スプリントとは特定の目標を達成するために確保された
短い期間(通常は
1
週間から
4
週間)を指します。そしてデザインスプリントは、デザ
インのためのスプリントです。求められているデザイン思考について集中して作業す
るために、一定の時間が割かれます。時間を決めて作業するというのは、デザインス
プリントの成功にとって必須の要件です。これはタイムボクシング
※
1
とも呼ばれ、参
加者に適切な行動をしてもらう効果があります。プロダクトのデザインと開発の工程
が加速されるだけでなく、消費社会と人と人との共同作業を行う人間の本質的な特性
が活かされています。
デザインシャレット
シャレット(
charrette
)またはデ ザ イ ン シ ャ レ ット
※
2
という言葉はかつて、デザイナー
たちが短期間に共同でデザイン作業を行うワークショップを指していました。スタン
フォード 大学の
d.school
から生まれたデザイン思考のフレームワークが、シャレット
のコンセプトによって定義されました。工業デザインを行う
IDEO
などの企業は、ディー
プダイブと呼ばれる短期間で繰り返すデザインセッションを定義しました。これは
d.school ...