
「テ スト」フェーズ では、試作したプロダクトが単によいも
のかどうか確認できればよいというわけではありません。
プロトタイプは正しいものでなければなりません。ユー
ザーの生活をよりよいものにできず、企業にとっての大き
な目標に貢献することが不可能なら、意味がありません。
対象とする少数の顧客にだけ参加してもらうことで、評価
をシンプルにしましょう。ほとんどのプロダクトでは、
5
から
7
人で検証を行うのが現実的です。
15
人で評価を行う
というケースもありましたが、
1
日で行えて意味のある
フィードバックを得るためにはこの人数が限界と思われま
す。人数を増やしても、よい結果を得られるとは限りませ
ん。
7
人または
8
人以上に増やしても新しいフィードバック
を得られる保証はありません。聞き覚えのある意見が増え
るだけということが多いでしょう。
グループでプロダクトの評価を行うのはお勧めできませ
ん。フォーカスグループも有用ですが、プロダクトのフロー
や機能を評価する場合には最善の方法ではありません。
誤った考え方や特定の個人の意見が増幅されてしまうため
です。過去数十年にわたって、グループでの検証は消費者
向けプロダクトに対して幅広く適用されてきました。しか
し、デジタルプロダクトではよい結果をもたらしていませ
ん。フォーカスグループの中ではしばしば、強い個性を持っ
た被験者が意図せず他のメンバーに影響を与えてしまいま
す。このような場合、被験者は意見を変えさせられたり、
いじめられたように感じたりするかもしれません。これは
望ましくない状況です ...