
成功を収めるためには、プロジェクトやプロダクトあるいはサービスを取り巻くすべ
ての関係者やステークホルダーを理解することが大切です。
他の人が何と言おうとも、みなさんが作成しようとしているプロダクトを購入し利用
するのは人間です。したがって、作業の中心に人間を位置づける人間中心設計の考え
方はとても重要です。ペルソナの手法を、どのような人間かを説明する際に使うとと
ても有効です。
ペルソナとは、それぞれの人間像の構成要素を元に、プロダクトを利用する人間像ご
とにユーザーのタイプを表現したものです。ペルソナは、想像で作りますが、顧客やユー
ザー情報を基づく知識やデータによって作るため、架空のものではありません。ペル
ソナはデモグラフィック(人口統計的)データよりもコンテキストや属性、ふるまいに
着目したものです。以前にペルソナを作成したことがあるなら、それはすばらしい経
験です。作業を速めることができ、仮定の正しさの再検証にも利用できます。必ずし
もペルソナを定義していなくても、問題はありませんが、どのような人々のために課
題を解決しようとしているのか知る良い機会です。
ユーザーと顧客、そしてペルソナの違いを定義することは重要です。自明だと思われ
がちですが、ここで再確認しておきましょう。ユーザーとは、プロダクトやサービス
を利用する人を指します。プロダクトを購入する人や管理する人は、ユーザーでない
ユーザーを知る
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フェーズ
1
:
理 解
Chapter 5