
そういった混乱も踏まえ、現在の
Google
が考えるデザイ
ンスプリントでは、目的にあわせて
3
つのフレームワーク
が存在します。
アイデア出しからプロトタイプまでを
2
時間半から半
日の短時間で行う「スピードラボ」
セミナー形式で開発や課題解決よりもプロセス体験を
目的に行う「ワークショップ」
5
つのフェーズをすべて行う、本来の「デ ザインスプリ
ント」( デザインスプリントそのものとの誤解を減らす
意味で「ス プリントウィー ク」という言う場合もあります)
特に「ワークショップ」と「デ ザ イ ン ス プ リ ント(スプリン
トウィー ク )」 は目的がまったく違うので、そこは参加者に
誤解や間違った期待値をもたせないように注意が必要で
す。失敗しないためにも皆さんが実際にデザインスプリン
トを行う場合は目的をしっかりと念頭においた上で、適切
なデザインスプリントを計画してください。なお、本書の
第
3
章でも「デザ インスタジオ」という
1
日でデザインスプ
リント的なものを行った体験なども紹介されているので、
気になる方は参考にしてみてください。
[
最後に
]
慣れないうちは本書で提示されている進め方通りに進め
た方が効率がよく、間違いがないと思われますが、慣れて
きたら本書の
4
章や
10
章にもあるように組織の事情や参加
者の特性に合わせて、デザインスプリントもどんどん進化
させていくべきです。その時大事なのは、参加する参加
者個々人が立場の違いや既存の仮説にとらわれず、アイ
デアの拡散と収束を繰り返し、平等に議論・批判する権 ...