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BioBuilder
プログラムへようこそ! あなたが合成生物学のツールを教室に持ち込み
たいと考えていることを、われわれはとてもうれしく思います。オンライン上
[
http://
biobuilder.org
]
には、実践的な実験演習用ビデオチュートリアル、パワーポイントスラ
イド、カリキュラムガイド、ラボワークシートといった、
BioBuilder
プログラムを始
めるうえで必要な資料が用意されています。本書では、合成生物学の基礎となる考
え、この分野や
BioBuilder
プログラムで探求されている生物学の重要な側面、そして
BioBuilder
プログラムでの実験演習を行う際に役立つ情報などを紹介していきます。
この章では、合成生物学の基本概念を紹介し、合成生物学が従来の生化学および遺
伝子工学とどう違うかを説明します。そして、合成生物学を使ってどのように問題解
決できるのかを教えてくれる基礎的な工学原理のいくつかを探究し始めます。
合 成 生 物 学って何?
基本的に、合成生物学者あるいはバイオビルダー
[
3
]
は、
生きた細胞を何か有用なことをするように操作したいと考
えています。例えば、病気を治すとか、環境中の毒物を検
出するとか、有用な薬を作るといったことです。図
1-1
を
見てみましょう。合成生物学者は生き物の
DNA
を書き換え、
エンジニアが言うところの「仕様通り」に生き物が振る舞
うようにすることで、これらの結果を得ます。つまり、バ
イオビルダーの望みに応じて細胞に機能してほしいのです。
3
̶
本書では組織名 ...