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この実験では、バナナの香り生成デバイスが、対数期のプロモーターによって制御
された場合と、静止期のプロモーターとインバーターによって制御された場合に、そ
れぞれが生み出す増殖と香りのパターンを探求します。これらのデザインはいずれも
対数期にバナナの香りを生み出すことが予想されます。しかし、ひとつのデザインが
もうひとつのものよりメリットがある可能性もあるでしょう。例えば、対数期のプロ
モーターは細胞が静止期に入り始めた時でも、活性がまだわずかに残っているかもし
れません。一方で、インバーターをベースにしたデザインでは、増殖曲線の誘導期で
も活性があるかもしれません。対数期に最も強烈なバナナの香りを放つのはどれなの
かは誰にもわかりませんが、合成生物学のためのコンピューター支援設計ツールが成
熟するまでは、これらのシステムのデザインを評価する一番良い方法は実際に実験を
行うことです。各システムの性能を特徴付けることができれば、将来のデザインへこ
れらの発見を応用することができるでしょう。
実験の疑問
この探究では、
iGEM
の
Eau d
’
coli
システムの要素のいくつかを残していますが、実験
の疑問をプロモーターとインバーターの利用に焦点を合わせるのに役立つようにするた
め、いくつか重要な点でそのシステムからはずれています。ここでの実験では、
iGEM
チームが使用したものと同じインドール欠乏のシャーシと、チームが使った
osmY
プ
ロモーターを含んだバナナの香り生成デバイスを使います。
iGEM
チームのシステムと
はいくつか決定的な違いがありますので、それを以下に示します。
•
ウィンターグリーンの香りは生成しない
私たちは異なるプロモーターの選択の相対的な効果を調べているため、異なる香
り間の競合は関係ない。また、バナナの香りの方が強いので、私たちの実験では ...