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実験の疑問
VitaYeast
株の遺伝的不安定性を探究し、改善しようとする試みは、実証済みの工学
戦略である冗長性を用いて行います。特定の遺伝子
crtYB
に焦点を当てることにより、
実験の疑問を直接的かつ検証可能なものになるよう効率的に絞り込んでいます。合成
した
crtYB
遺伝子である
crtYB'
の
VitaYeast
株への導入は、オレンジ色以外
(赤色、黄色、
白色)
のコロニーの成長を減らすか、あるいは完全に除去するでしょうか?
この問いに対処するには、以下の
2
つの値を比較する必要があります。
• crtYB
’を添加する前のオレンジ色のコロニーに対する赤色・黄色・白色のコロニー
の数。あるいは、オレンジ色ではないコロニーの割合
• crtYB
’を添加した後のオレンジ色ではないコロニーの割合
この割合が減少すれば、実際には、冗長性がシステムの遺伝的不安定性を減少させ
たと結論付けることができます。割合が同じままであれば、別の遺伝子や遺伝子群を
追加したり、まったく別のアプローチを取ったりしてみるべきでしょう。そして、も
しその割合が増加したら、私たちが合成遺伝子を導入するために使用した手順が予期
せぬ副作用を伴っていたかどうかを疑うかもしれません。
実験で起こりうる結果をじっくり考えることによって、必要なコントロール
[
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]
をよ
り適切にデザインすることができます。
crtYB
の新しいコピーを含んだプラスミドを導
入する形質転換の手順については、ネガティブコントロールとポジティブコントロー
ルの両方を用いることを考えられます。形質転換のネガティブコントロールは、選択
培地上で成長することを想定していないサンプルです。この場合の選択培地は、必須
アミノ酸
(今回はトリプトファン)
が欠如しています。ネガティブコントロールのサンプ ...