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に決めました。初期実験を通じて、チームはバナナの香りよりウィンターグリーンの
香りのほうが弱いことがわかっていました。そのため、一番良い解決策は、対数期に
はウィンターグリーンの香りを細胞に出させ、それから静止期にはバナナの香りに切
り替わるようにすることだと判断しました。この方法だと、より強いバナナの香りは、
残っているウィンターグリーンの香りの上からでも検出可能になるはずです。
デ バイスレベ ル の デ ザ インの 変 更
この新しい計画が整ったところで、
iGEM
チームはプロジェクトのデバイスレベルの
デザインもまた変更する必要がありました。元のデザインでは、デバイスはにおいの
しない前駆体化合物をにおいに転換するものでした。新しいデザインでは、追加のス
テップが必要となります。細胞は、ウィンターグリーンやバナナの香りを出すための
香り生成デバイスに与える前駆体化合物を生み出さなくてはならなくなりました。こ
こで再び、科学文献を調べることが重要になります。ウィンターグリーンのデバイス
に対する前駆体はサリチル酸と呼ばれる分子であると知られていて、バナナのデバイ
スに対する前駆体はイソアミルアルコールであると知られています。細胞中でこれら
の前駆体化合物を生み出すデバイスが必要であり、更新されたデバイスのリスト
(図
6-5
)
には、サリチル酸生成デバイスとイソアミルアルコール生成デバイスが含まれる
こととなりました。
ここでは、
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章「バイオデザインの基礎」で広範囲にわたって議論したヒ素検出シ
ステムのヒ素センサーのデザインとの類似性を見ることができます。そのヒ素検出シ ...