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この章では、予測可能な振る舞いを持つ生物システムを設計する「バイオデザイン」
のプロセスを探っていきます。デザインにおいて抽象化がどう有効に使えるかを、例
証から類推して考えていってみましょう。それから、デザインの抽象化について説明
しながら、水中のヒ素を検出するシステムを特定していきます。途中に入っているイ
ラストや用例といった早わかり図解は、あなたが選択する生きているテクノロジーの
設計に適用することができます。
トップダウンのデザインアプローチとは
バイオデザインは、あなたにとって目新しいものかもしれません。より身近なシナ
リオから始めていってみましょう。
まずは休暇に出かけるあなたを想像してみてください。最初にあなたは、どのよう
な休暇にするかを決める必要があります。熱帯での保養、バックパッキング、都会の
冒険、どれでしょうか? これを決定するには、それぞれのオプションの利点を熟考
するかもしれません。例えば、熱帯での保養は、リラックスできるけれど、かなり高
くつくでしょう。今回は、都市より自然に興味を感じていると仮定して、バックパッ
キングが一番良い選択だとしたとします。
「ビッグピクチャー」
(大枠)
をバックパッキングと決めたところで、次にあなたは旅
程の計画を始める必要があります。山あるいは砂漠にハイキングしたいのか、
2
泊な
2
章
バイオ デ ザインの 基 礎