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バイオビ ルダ ー
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章
合成生物学の基礎
まとめ
この章では、有用な生成物やサービスを提供できるような新しいシステムを生み出し
ていく合成生物学の力に焦点を当てました。合成生物学の分野が、従来の生化学や分
子生物学とどのように違うか、そして合成生物学者が生きているバイオテクノロジー
を設計し構築する方法が、確立された工学分野の基本原理
によってどのように特徴付けられているのかを説明するこ
とによって、合成生物学の基本的概念を紹介してきました。
合成生物学が取り入れる工学やデザインのアプローチ
は、さらに広い意味合いがあります。物理学者のリチャー
ド・ファインマンが語ったように、「自分に作れないもの
は理解できない」ということです。私たちの生物システ
ムに対する理解はたしかに大きな発展をしてきましたが、
まったく新しいシステムを構築することはまだできていま
せん。最も基本的な生物プロセスやシステムでさえまだま
だ学ぶべきことは多くあり、この取り組みにおいても合成
生物学は強力な新しいツールを提供するでしょう。
さらに詳しく学 び たい人のために
• Alberts, B. et al. Molecular Biology of the Cell, 4th edition. New York: Garland Science,
2002.
オープンアクセス:
http://bit.ly/mol_bio_of_the_cell
[邦訳『細胞の分子生物学』ブルース・アルバートほか著/中村桂子・松原謙一監訳/