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のくらいうまく予測できるのかを問うものです。次に説明する遺伝子発現、プロモー
ターとリボソーム結合部位のパーツの役割についての理解は、演習を始めるために不
可欠です。
プロモーターと RBS
しばしば遺伝子発現の「セントラルドグマ」と呼ばれ、「
DNA
は
RNA
になり、
RNA
はタンパク質になる
(
DNA makes RNA makes protein
)
」という決まり文句は、タンパク質
が
RNA
配列の翻訳によって組み上がり、そして
RNA
配列が
DNA
配列から転写される
という教
義を短縮表現したものです
[
P.56
図
3-8
参照]
。タンパク質は細胞内で多くの重
要な仕事をしていて、転写と翻訳は細胞の振る舞いや形質の多くを制御します。それ
から驚くまでもなく、転写と翻訳はこれまで広く研究されており、遺伝子発現を制御
するために必要十分な、多くの中心的構成要素が知られています
(図
7-3
)
。
転写において「プロモーター」は特定の
DNA
配列のことを指し、そこに多タンパク
質の複合体である酵素の
RNA
ポリメラーゼが結合することで、
DNA
鋳型から
RNA
鎖
の形成が開始されます。翻訳において開始部位は、「リボソーム結合部位」
(
RBS
)
と
呼ばれます。なぜなら、リボソームは、この配列を認識し、
RNA
鋳型からタンパク質
の合成を開始するからです。これらの配列は、自然に起こる転写と翻訳の制御におい
て大きな役割を担っており、合成生物学者もそれらを使って、独自の制御の設計を導
入することができます。研究者は、既知のさまざまなプロモーターと ...