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このデザインで予測される問題のひとつは、植物の中には他の植物に比べてより多
くの水を必要とするものがあり、そのために設計者は、底に違う重みを持った植木鉢
をたくさん作る必要があるかもしれないことです。そして、園芸を楽しむ人たちは自分
の植物に合った植木鉢を買う必要が出てきます。これらの考慮事項は、デザインプロ
セスには不可欠のものです。完璧なデザインなどというものはなく、最良の方法を検
討する際には、提案されたデザインの限界を含めた強みを理解するのが重要なのです。
この水やり問題に、電気工学者はまったく異なる解決法を思いつくかもしれません。
例えば、湿度センサーと自動水やり機を備えたものです。そのシステムは、ワイヤー、
抵抗、コンデンサ、湿度センサー、回路基板など、たくさんの電子部品で構成される
でしょう。それぞれの部品が連携することで、システムをモニターし、植物が水を必
要とする時を判定、必要に応じて水を供給するのです。
電気工学的な解決法には、すべての工学分野において重要な原則である標準化を必
要とします
(これについては、この章の後半でまた触れます)
。この植木鉢の水やり問題では、
各々の標準化された電子部品は、実行可能な特定の独立し
た機能によって定義されています。それら部品は、一連の
工業標準規格に合うように製造されています。この基本部
品の標準化によって、それらの動作に属性が影響をおよぼ
すことなく、お互いの部品を容易に、確実に接続できます。
このような標準化は設計を単純にし、エンジニアは