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日本国内で、大学でも企業でもなく、公共のアートセンター内にバイオラボを開設
した施設に、「山口情報芸術センター
(
YCAM
:ワイカム)
」
(
https://www.ycam.jp/
)
がありま
す。公益財団法人山口市文化振興財団が運営する
YCAM
は、オープンソースの精神が色
濃く、国内外のアーティストや文化施設、研究機関との共同制作により、メディアテ
クノロジーを用いた新しい表現を探求し、展覧会やワークショップなど多彩なイベン
トが開催されています。
2013
年頃からファブラボに備えているようなデジタルファブ
リケーション・ツールを徐々に導入し、
2015
年には館内にバイオラボを設置しました。
2015
年にはレクチャー・シリーズ「アグリ・バイオ・キッチン」を企画し、ワーク
ショップを開催しました。その翌年からは、バイオテクノロジーの応用可能性を模索
する事業「
YCAM
バイオ・リサーチ」の取り組みを始めています。
2016
年には「キッ
チンからはじめるバイオ」をテーマにした展示シリーズが展開され、野生酵母など発
酵微生物の採集や培養、植物の
DNA
バーコーディング
(生物種同定)
、土壌微生物のメ
タゲノム解析、
ゲノムの解読された食材だけでつくる「ゲノム弁当」企画、
iPS
細胞培
養技術を用いた作品や
DIY
バイオ実験機材などの紹介が行われました。特に、植物の
DNA
バーコーディングに関しては、その後、一般参加者向けのバイオテクノロジーに
ついて学ぶワークショップ「森の
DNA
図鑑」
(
http://dna-of-forests.ycam.jp
)
として開発さ
れ、毎年開催されています。
* * *
このように、日本でも合成生物学はますます盛んになっています。教育機関はもと
より、市民がアクセス可能なコミュニティラボやインターネットを足場に活動をして ...