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バイオビ ルダ ー
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章
合成生物学の基礎
異なる傾向があり、例えば、機械工学者
(メカニカルエンジニア)
のツールキットは、金属、
プラスチック、コンクリートといったさまざまな特性の材料に加え、のこぎりや溶接
機といった材料を加工するためのツールや方法を含んでいます。重力も、設計で使わ
れる概念のひとつの例です。一方で、電気工学者には、まったく異なるツールキット
があります。彼らのツールキットには、ワイヤー、抵抗、コンデンサ、回路基板が含
まれ、これらのパーツを作ったり組み合わせたりするための極めて特殊な製造プロセ
スを開発してきました。電気工学の概念には、電気信号についての現代的な理解がさ
らに利用されています。
合成生物学が成熟した工学分野となるためには、合成生物学者がツールキットを定
義しなければなりません。そのツールは、機械工学や電気工学のように組み立てる必
要のあるパーツと組み立てる方法を含んでいます。もちろん、パーツや方法は、生物
学に特化したものとなります。合成生物学のツールキットの中の多くのツールは、分
子生物学から得られています。次の節では、既存のツールキットの構成要素のいくつ
かを紹介して、どのように合成生物学のツールキットに実装されているのかを見てい
きます。
合成生物学のツールキット
合成生物学のツールキットを探っていくため、まず最初に、生物学者がどのように
植物の水やり問題に取り組むか考えてみましょう。大まかにいうと、彼らは、植物そ
のものを変えるための遺伝的手段を使うでしょう。そのようなアプローチには、さま
ざまな形態があります。例えば、ひとつの解決策は、カメレオンで発見されたストレ
スに応答して色を変える遺伝子を使うことかもしれません。この遺伝子は、植物の中
に挿入できる可能性があるので、植物が水を必要とする時、私たちへの注意喚起のた ...