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バイオビ ルダ ー
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4
章
生命倫理の基礎
倫理的研究のための規制
合成生物学は、人々の生活や惑星全体に永続的な影響を与える可能性を持っていま
す。どんな新たな技術もそうであるように、可能性から危険性を切り離すことは必ず
しも容易ではありません。合成生物学のプロジェクトの各アイデアは、そのメリット
とリスクから考慮される必要があります。科学者はある程度、個人の嗜好に基づいて、
どのプロジェクトに取り組むかを選ぶことができます。しかし、科学研究は決して孤
立して存在してはいません。資金調達、政府の規制、企業利益といったものすべてが、
研究の方向性
(つまりその目標、応用、制約)
の舵取りをしています。
合成生物学の未来は、研究者、政府、そして生活に影響を受けるすべての人々の間
での意味のある対話にかかっています。
こうした対話で画期的だった出来事のひとつは、
2010
年、アメリカ大統領のバラ
ク・オバマが彼の諮問機関のひとつである「生命倫理問題の研究に関する大統領諮問委
員会」に、合成生物学について調査して報告するように委託したことです。この要請
は、合成されたゲノムを宿主細胞に挿入することによって「生命を創造した」と公表
された主張に応えたものでした。この事例は、少し後により詳しく説明します。当時
のニュース記事の中には、クレイグ・ヴェンターによる科学的進展をフランケンシュ
タインのような蘇生と同一視したものもありましたが、委員会は合成生物学の分野を
幅広く調査し、一から新しい生き物を作り出す技術は手に入れていないと結論付けま
した。この分野における彼らの分析は
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の政策提言をもたらしましたが、合成生物学
の研究に対する新しい規制には至りませんでした。委員会は、合成生物学の潜在的利
益が主なリスクを大きく上回ることに留意したのです。しかし、彼らは将来的には危 ...