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バイオビ ルダ ー
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4
章
生命倫理の基礎
合成生物学の3つの事例研究
安全な組換え
DNA
研究を実行するための研究所の方針は、もはや公開討論会で盛ん
に議論されなくなりましたが、合成生物学の研究周辺の近年の対話は、過去に提起さ
れた懸念事項を一部反映しています。合成生物学の研究に関連する
3
つのプロジェク
トについて、ここで少し詳しく説明します。それぞれは世間の注目を集め、詮索され
たものです。これらの事例では、それぞれ違う生命倫理の問題に焦点を当てています。
各例は、この章の後半で記述されている生命倫理の演習によく適しているものでもあ
ります。
自分で育てる光る植物
「電気の街灯のかわりに樹木で街路を照らしたらどうでしょ
う?」と、
2013
年にキックスターターのウェブサイトに投稿さ
れた「
Glowing Plant
(グローイング・プラント)
」プロジェクトの
紹介ビデオは問いかけます。このプロジェクトの開発者は、植
物を発光させるため、その遺伝子操作を行うことを提案しまし
た。彼らのプロジェクトは、ホタル、クラゲ、特定の細菌など
の自然に光を発する他の生き物に触発されたものです。
Glowing
Plant
プロジェクトの開発者は、ルシフェラーゼをコードする遺
伝子を使うことにしました。ルシフェラーゼは、ホタル由来の
酵素で、ルシフェラーゼの化学基質であるルシフェリンから可
視光を生み出します。彼らはまた、「シロイヌナズナ」という植物を選択しました。シ
ロイヌナズナは、学術研究や産業研究に広く使われている一般的な実験生物です。開 ...