
180
バイオビ ルダ ー
|
9
章
What a Colorful World
実験演習
め、新しい
DNA
のプログラムに代替のアミノ酸を追加することにそれを再利用できま
す。新しい生物を、自然からではなく、研究者から与えられる非天然アミノ酸に依存
させることで、その安全性をデザインできます。また、再コード化された大腸菌中で、
TAG
コドンは終止コドンとしてもはや機能しません。なぜなら、ジョージ・チャーチ
の研究グループは、
TAG
で翻訳を終結させる終結因子も削除したからです。そのため、
改変された細菌が
TAG
終止コドンを使っている外部からの
DNA
を取り入れたとしても、
リボソームは終止コドンを通り越して読み続けてしまうため、生成されるポリペプチ
ド鎖は機能しません。自然にある遺伝物質に対して本当に独立した
DNA
をデザインす
るのには、さらなる研究が必要です。しかし、この「デザインによる安全」の初期の
成功は、試みが前進する中で検討するには良いモデルです。
iGEMプ ロ ジ ェ ク ト「 E.chromi」の 背 景
2009
年の
iGEM
プロジェクトで、ケンブリッジ大学のチームは、
「
E.chromi
」と呼ばれる一式のバイオセンサーを設計、特定、そして構
築しました。多種多様な天然の色
(オレンジ色のニンジン、紫色の花など)
が
生物界で見られることを考えて、チームはそのシステムのアウトプッ
トとして色を使うことに決めました。また、特定の金属化合物のセン
サーを作ることも決めました。その金属には、汚染問題においていく