
056
バイオビ ルダ ー
|
3
章
DNA
工学の基礎
DNAアセンブリの基礎の適用
これまで、
DNA
を調製して細胞に導入するという一般的な方法に焦点を当ててきま
した。次は、異なる
DNA
断片をいかに特異的に、そして正確に組み合わせられるの
かについて探ります。それを解説するために、いろいろな
DNA
アセンブリの手法を
使っていかにプラスミドを作ることができるのかを説明します。これについては、
7
章
「
iTune Device
実験演習」で主に扱いますが、ここでの話についていくために
7
章を読
んでおく必要はありません。あなたがここで知っておく必要があるのは、
iTune Device
実験演習では、遺伝子が異なる強さの調節要素によって調節された時、どれだけのβ
-
ガラクトシダーゼが生成されるかを実験するということです。
iTune Device
実験演習
で使われる各プラスミドには、酵素のコード配列の上流に
3
つのプロモーター候補のう
ちのひとつと、
3
つの「リボソーム結合部位」
(
RBS
)
候補のうちのひとつが含まれてい
ます。プロモーターは
RNA
ポリメラーゼを引き寄せることによって遺伝子の転写を指
導し、
RBS
ではリボソームによって翻訳が開始され酵素を産生します
(図
3-8
)
。これら
の
DNA
要素の可能なすべての組み合わせとひとつのリファレンス
(参照)
用のプラスミ
ドは、前もってアセンブリされたものです。ここでは、従来の分子クローニング技術
(
P.5 7
「
DNA
構築:従来の分子クローニング」)
とバイオブリック
[
13
]
・アセンブリ ...