
182
バイオビ ルダ ー
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9
章
What a Colorful World
実験演習
デバイスについて
鮮やかな色をコードする
DNA
配列を見つけるために、
iGEM
チーム
は文献を読みあさり、最終的にユニークな色素を生成する自然の細菌
システムを
3
つ特定しました。これらのシステムを表
9-1
に示します。
チームは、さまざまな色が欲しかったので、デバイスの候補としてこれらの源をす
べて探究しました。その際にチームは、特定のアプリケーションに対して他のものよ
り適しているものがあることに気づきました。例えば、メラニン色素はひとつの遺伝
子にコードされているため、既存の遺伝子制御のアプローチを使ってアウトプットを
比較的容易に制御できます。しかし、このシステムのために銅とチロシンの両方を培
地に加えることが必要です。このことは、この色を発色する株の培養条件を複雑にし
ます。他の
2
つの色素群は、複数の遺伝子産物の作用によって生成されるため、その
制御はより複雑になりますが、これらの色素を生成する細胞は培養しやすく、培地に
特殊な化合物を加えなくても色が生成できます。
システムのデバイスを展開するために、
iGEM
チームは、ヴィオラセインとカロテノ
イドの色素を生成するのに特有なメカニズムも考慮しなければなりませんでした。カ
ロテノイドのデバイスの代謝経路では、最初に赤い色素が生成され、下流の酵素で赤
い色素の一部を変換することでオレンジ色にします。一方、ヴィオラセインのデバイ
スは、緑と紫の両方を生成するのに枝分かれした代謝経路を駆使しています。これら ...