
180 6 章 データの可視化
える
のではなく、伝えるべきメッセージがわかりにくくなってしまう。3 次元点群を回転させると何やらよ
さげに見えるが、私からすれば、その操作の解釈は難しく、それによって何かすばらしい知見が得られると
感じることはまずない。
データにストーリーを語らせるためには、ストーリーテリングの手法についての知見が必要である。ス
トーリーを語るプレゼンテーションの最先端にいるのは、映画やテレビである。最良のインタラクティ
ブプレゼンテーションは、時間を前後に移動したり、すべての仮説をもらさずに検証したりして、映画
やテレビのようにストーリーを織り上げていく。参考のために、ハンス・ロスリングが TED で行った
プレゼンテーション https://www.ted.com/talks/hans_rosling_shows_the_best_stats_you_ve_
ever_seen?language=ja を見てほしい。彼は、動くバブルチャートを使って世界中の国々の社会的経済的
発展の歴史を紹介している。
最近は クラ ウドベース の可視化が トレンドと なっ ている。Google Charts(https://developers.
google.com/chart/?hl=ja)などのサイトにデータをアップロードすれば、Google 提供のインタラク
ティブな可視化用のツールやウィジェットを利用できると宣伝されている。こういったツールは非常に優れ
たインタラクティブな可視化を作成でき、とても使いやすい。 ...