
114 5 章 統計分析
5.1.2 正規分布
非常
に多くの自然現象がベル型の曲線でモデリングできる。身長、体重、寿命、IQ といった測定できる
性質には類似性があり、同じように扱うことができる。つまり、大多数の値が平均近くに集中し、分布は対
称的で、極端すぎる値はない。世界の長い歴史の中で、身長が 12 フィート(3 メートル)以上の男性や 140
歳の女性は存在したことがない。
あらゆるベル型曲線の母は、ガウス分布、または正規分布と呼ばれるものである。これらは平均と標準偏
差の 2 つのパラメータだけで完全に定義できる。
P (x) =
1
σ
√
2π
e
−(x−µ)
2
/2σ
2
図 5 -3 は
、正規分布の確率密度関数(Probability Density Function:PDF)と累積分布関数(Cumulative
Distribution Function:CDF)を示している。注目すべきポイントがいくつかある。
• 連続的である:正規分布のパラメータ(平均 µ と標準偏差 σ)は、σ > 0 という唯一の制限を満たす
限り、どのような実数でもかまわない。
• あなたはおそらくどこからこの分布が導かれたかを説明できない:正規分布は、平均の周囲への密集
の度合いを σ で示す二項分布を n → ∞ によって一般化したものである。二項分布から直観を働か
せ、ガウスの計算の正しさを信頼すれば、正規分布にたどり着く。偉大な数学者ガウスは、博士論文
の中で正規分布を解明した。正規分布の由来が本当に知りたいなら、きちんとした統計学の教科書を ...