
134 5 章 統計分析
ンダムな順列よりも実データの方が差が大きくなることを期待することになる。
統計量の選択では創造性を発揮しよう。パーミュテーションテストの力は、主張を証明するために何を持
ち出しても対応できるところにある。自分の名誉のために、同点はあなたの仮説に反するものとして数えな
ければならないので、同点になることが少ない統計量が望ましい。
今後の課題
パーミュテーションテストは、標本を無作為に並べた分布でのランクと比べて、実際の統計量が
外れ値になっていることを示そうとするが、これは仮説を出発点としてデータが得られる確率を
探ろうとするということである。これは、他の統計的有意性検定がデータを出発点として仮説を
証明しようとするのとは逆になっている。しかし、こういうものでもないよりはマシである。
パーミュテーションテストから得られる有意水準、p 値は、ランダムな順列による試行を何回するかに
よって大きく左右される。ランダムな順列による試行を少なくとも 1,000 回、可能であればもっと多く行う
ようにしよう。試した順列の数が多ければ多いほど、得られた p 値は明確になるが、限度はある。与えられ
た入力が、取り得る k! 種類の順列の中で最高のものなら、ランダムな順列をいくら試しても、1/k! よりも
極端な p 値は得られない。その場合、いくら試行を重ねても、分母が大きくなるだけで、仮説の正しさに対
する確信度は上がらない。
今後の課題
p 値は
、観察が現実的で有意なものであるというあなたの自信