
11
1.3
目的・機会・制約を見極める
今日では、サイクル全体でコンテンツを計画している組織は非常に少なくなってい
る。人々を惹きつけて体験を利用するように導くようなマーケティングコンテンツが
なければ、組織は失敗するだろう。また、ユーザーを定着させたり、エンゲージメン
トを高めたり、サポートできたりするようなコンテンツがなければ、ユーザーが体験
を受けてもエンゲージメントは高まらず、支持者にすることもできない。UXライ
ティングとは、このようなコンテンツを作成する方法なのである。
1.3
目的・機会・制約を見極める
ライティングは、すべてのデザインやエンジニアリングのスタート地点、つまり体
験の目的、機会、制約を特定するところから始まる。ライティングを始める前に、ラ
イターは体験を利用することになる人々のゴールと、体験を提供する組織のゴールを
特定する必要がある。
体験のゴールを知るためには、ライターはそのゴールを理解し定義している人々
(プロダクトオーナー、デザイナー、マーケター、リサーチャー、エンジニアなど)や、
体験を利用するユーザーと協力しなければいけない。アイデア出しや開発の初期段階
から、ライターは同じミーティングに参加し、チームと協力して体験を理解し、定義
する必要があるのだ。
テキストの主な目的は、組織と体験を利用するユーザーのゴールを満たすことだ
が、テキストには両者を守る役割もある。例えば、体験を利用するユーザーは、自分
のデータがどのように利用され、保護されているかを正しく理解する必要がある。同 ...