
142
6
章
UX
コンテンツの効果測定
たか、テキストのスコアの差分を比較することで、チームはこの改善でビジネス成果
にどれだけ近づくことができるかを確認することができる。
6.4
まとめ:好きを定量的に評価しよう
人間はフィードバックがないと改善できない。変更することはできるが、注意しな
ければ、その変更が良いものか悪いものかを判断することができない。この章では、
注意を払うための方法について説明した。
UXコンテンツを改善していくと、エンゲージメントや完了、リテンション、リ
ファラル、オンボーディングまでのスピードなどが改善されるはずだ。これらで改善
できたものは小さなものかもしれないが、その1 つ 1 つには価値があり、積み重ねる
ことで大きな価値を生み出すことができる。
ユーザーにインタビューしたり不満や疑問を分析するといったリサーチを行うこと
によって、なぜUXコンテンツが効果的なのかについて理解を深めることができる。
ユーザーは自分の感情や嗜好、好き嫌い、そして、彼らにとって体験がどのように機
能しているかを教えてくれるだろう。しかし、チームメンバーと同様に、体験を利用
するユーザーたちも、なぜそのような行動をしたのか、なぜそれが好きなのか、と
いった内容を間違えて語ってしまうことがある。
だからこそ、チームが A/B テストやリサーチを行える場合でも、ヒューリスティッ
クな尺度に価値があるのだ。ユーザビリティのヒューリスティックは、なぜ特定の行
動を取るのかという個々のユーザーの考えに依らないUXコンテンツについて一般的 ...