
12
1
章
Why
:ユーザーと組織のゴールを達成する
(図1-10)。
確認
初期調査
想像 選択
継続的な分析、測定、調査
開発 公開
図
1-10
UX
のためのライティングは作成と測定、反復のプロセスだ
人々を体験に惹き込むためには、その人々が既に理解している言葉で話を進める必
要がある。UXライターはチームと一緒になって、組織とその体験を利用する人の状
況について、基礎的で予備的な調査をすることもあるだろう。
この初期調査では、UXライターは、相手を傷つけるような言葉や攻撃的な意味合
いを持つ言葉など、体験の中で慎重に扱わなければいけないセンシティブな話題に耳
を傾けることができる。もし体験が金銭や健康、プライバシー、また子供に関係する
場合は、複雑な法律や規制などの制約もある可能性が高くなる。これらの制約は、体
験で使う言葉をデザインする前に理解することが不可欠だ。
これで私たちはどこへ向かいたいのか、どんなツールや制限があるのかを理解し
た。それではいよいよ、最もワイルドでクリエイティブな活動、ゴールにたどり着く
方法を考えてみよう。
1.4
想 像とソリューションテスト
ライターにとって、デザインとエンジニアリングのプロセスにおいて最もクリエイ
ティブな活動は、ユーザーがまるで体験と会話をしているような没入感のあるもの
や、過去に反応のよかったテキストを新しい状況に適応させるような単純なことを考
えることだったりする。しかし、非現実的なものか平凡なものかに関わらず、明確に
異なるソリューションを複数思い浮かべることが仕事だ。使えそうなソリューション ...