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章
言葉:あなたを認識するための要素
断っておくが、これらのアプリでデザインの見た目について推奨しているわけでは
ない。目的は、異なるデザインの選択肢がある中でも、同じUXコンテンツの原則が
適用できるということを示すことだ。ここではモバイルデバイス上に表示したものを
掲載しているが、チョウザメ倶楽部とTAPPは、どちらも Webアプリとしても利用
できるものである。
会計ソフトやIT ソフトのように、業務向けの体験を作っている人は、これらの例
がすべて一般消費者向けの体験であると気づくだろう。この3つの例を選んだのは、
UXテキストにおいて類似点と相違点を比較できるからだ。業務用に設計された体験
は特有の大きな課題があるが、本書に書かれているパターンやツールはどちらにも当
てはまるので参考にして欲しい。
本書で紹介している体験の例において、私の狙いは、文脈を知らずとも、どの組織
が作ったものなのかが分かるように、テキストの傾向に十分に違いを持たせること
だ。そこで使われているUXテキストは、本章で紹介するボイスチャートを用いて導
出し、作成している。それでは実際に中身を見てみよう。
2.2
ボイス チャートの 作 成
ボイスチャート(表 2-1)には、組織や体験を利用するユーザーのニーズに、UX コ
ンテンツを合わせるための意思決定ルールや作成ガイダンスとしての機能を備えてい
る。ボイスチャートは、UXコンテンツを書き起こす際に、より良いコンテンツを作
るヒントを得るために役立つ。複数の選択肢がある場合は、ボイスチャートを使うこ ...