
155
失敗を計画する人はいない。計画に失敗するだけだ。
― 出所不明、多くの人に語られている
本章では、私が 3 つの会社(Microsoft、OfferUp、Google)の 3つの規模(350人、
150人、50人)のチームで最初の30日、60日、90日で利用したプランを抽出して説
明する。私は、インタビューから得た機会領域
*1
と直面する可能性のある問題に対す
るアイデアを、毎回考えた上でチームに参加していた。そして私に依頼してきたチー
ムはすべて、以下の 2 点の問題に気づいたチームだった。
1. 言葉に関して問題を抱えている
2. それを解決する方法を知らない
実際の日数はルールで決められたものではなく推定値だが、私にとっては極めて
ちょうどいい日数だった。最も有効なのは、30/60/90の日数で3つのフェーズに分
けて、徹底的に、しかし迅速に、そして絶対に完璧ではない形で、立ち上げることで
ある。その目的は、言葉を修正することだ。この方法は、コラボレーションと改善を
重ねる基盤を作るのに役立ち、体験全体を通してより良いものにすることができる。
8.1
最初の
30
日間、フェーズ1:何を・誰が
最初の30 日間は体験とそれを利用するユーザー、体験を作るチームについて学ぶ
ことだ。あなたはそれぞれにとって何が重要なのかを知る必要がある。そして同時に、
*1 [訳注]機会領域とは、例えばユーザーが最も困っている部分など、取り組むとユーザーに大き
い影響を与えられるような価値のある領域のことを指す。
8
章
30/60/90 ...