
27
2.2
ボイスチャートの作成
2.2.6
句読点と大文字表記
句読点や大文字表記
*3
については、体験のビジュアルデザインとタイポグラフィデ
ザインの一部であるため、UXライターの範囲ではないという声も多くある。カンマ
の使用タイミングやエンダッシュ
*4
の使い方については、ほとんどの場合スタイルガ
イドが力を発揮する場所だ。組織で最初に使うスタイルガイドは、AP、Modern
Language Association、Chicago Manual of Style、APA stylesなどの確立され
たものを使用する場合がある。
スタイルがどう選ばれたかや、組織内の誰が決めるのかにかかわらず、句読点と大
文字表記は、UXテキストの作成において毎回最も頻繁に発生するバグである。ボイ
スチャートの目的の1つは、議論の結果を記録することで、将来起こりうる混乱を回
避し、体験を一貫したものに仕上げることだ。
チョウザメ倶楽部
チョウザメ倶楽部のボイスチャートでは、倶楽部内の関係や役割を大文字を使うこ
とでどう強調するのかを詳細に説明している(表2-17)。また、カンマ(,)を強調し、
感嘆符(!)やチルダ(
~
)を使わないようにしている。
表
2-17
チョウザメ倶楽部の製品の原則に沿った句読点や大文字表記
優雅さに満ちた 仲間意識を育む 伝統に結びつく
句読点 カンマ、エンダッシュの代
わりにコロンを使う、チル
ダや感嘆符は使わない
(特になし) 文章には終止句読点を含め
るが、タイトルには含まな
い
大文字表記 タイトル、見出し、ボタン ...