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章 インフラストラクチャの変更管理パイプライン
ストインスタンスをデプロイし、インテグレーションをテストするステージを組み込むとよい。
たとえば、アプリケーションチームは、中央のモニタリングサービスチームが開発したモニタリング
サービスを使っている場合、モニタリングサーバーのテストインスタンスによるモニタリングをテスト
するステージを作る。このステージは、モニタリングの構成 / 設定変更のテストに使える。また、人工
的にアプリケーションにエラーを起こし、正しいモニタリングアラートが生成されることを証明する自
動モニタリングテストをしてもよい。このようなテストをすれば、アプリケーションに変更を加えたた
めに、既存のモニタリングチェックが無効になるような問題をキャッチできる。
通常、プロバイダのテストインスタンスを使った自動テストは、パイプラインの自動テストステージの終
わり近くで、プロバイダのモックを使ったテストのあとに実行する
*
。図 12-12 は、これを示したものである。
本番環境
本番インスタンスへの
デプロイ
イン テグ レ ー ション
テスト環 境
図 12-12 プロバイダインスタンスを使った自動テスト
プロバイダがプレリリースビルドのサービスもテストインスタンスにデプロイしているようなら、コ
ンシューマチームはそれも使うとよい。パイプラインにプレリリースビルドとのインテグレーションの
ステージを設けると、プロバイダの近い将来のリリースとの間で起き ...