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Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス
book

Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス

by Kief Morris, 宮下 剛輔, 長尾 高弘
March 2017
Intermediate to advanced
352 pages
9h 3m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
Content preview from Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス
168
9
章 インフラストラクチャ定義のパターン
る保証がないというリスクがある。インフラには、ツールが検出していない、あるいはサポー
トしていない側面が残っている可能性がある。
確実にインフラを再構築できるという自信が持てる最良の方法は、「ビルドフォワード」であ
る。つまり、既存のインフラに対応する定義ファイルを書き、それを実行してインフラの新し
いインスタンスを作るということだ。新しいインスタンスは、テストして正しく動作する保証
が得られるようにすることができる。確実に動作することがわかったら、古いインフラを新し
く構築したインフラに置き換える。
自動定義ツールを使って
0
から作ったインフラでは、既存のインフラの代わりに安全に使う
ことなどとてもできないとチームが考えるようなら、それはスノーフレークや脆いインフラ
(「
1.3.4
 脆いインフラストラクチャ」)の兆候だ。
Infrastructure as Code
を使って、インフ
ラ全体を安全確実に再構築できるという自信が得られるまで、古いインフラの要素をひとつ
ずつ作り直すことを検討すべきだ。
既存のインフラから自動生成した構成定義は、そのインフラを学ぶために役立つ。生成され
た定義は、自動的に構築されたインフラの出発点としても使える。しかし、手作りしたインフ
ラの便利なリカバリポイントと考えるような誤りを犯してはならない。
9.3
 
定義ツールの実行
インフラの管理のために、エンジニアがローカルワークステーション、ラップトップから定義ツール
を実行することは可能 ...
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ISBN: 9784873117966Other