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Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス
book

Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス

by Kief Morris, 宮下 剛輔, 長尾 高弘
March 2017
Intermediate to advanced
352 pages
9h 3m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
Content preview from Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス
228
12
章 インフラストラクチャの変更管理パイプライン
パイプラインを動かし続けること
環境やステージの共有によってそのステージがボトルネックになるようなことは避けなけれ
ばならない。
QA
とステークホルダーに対するデモンストレーションの両方のために同一のテ
スト環境を使おうとするチームがよくある。すると、デモンストレーションの前に環境を慎重
かつ丁寧に準備したあと、凍結してしまうため、その間の
QA
の仕事がストップしてしまうこ
とになる。デモの直前に何かの加減でシステムが壊れるのが怖いばかりに、テストのために新
しい変更をデプロイすることができなくなる(おそらく、
1
度に何日分も溜めることになる)。
このような場合は、環境を分けた方がはるかによい。同時に何人のテスターが投入されるか
にもよるが、
QA
の仕事は少なくともひとつの環境を必要とする。デモンストレーションは、
専用の環境を持つようにすべきだ。これは、統一的な環境をダイナミックにプロビジョニング
できる
Infrastructure as Code
の大きなメリットだ。多くの場合、環境はデモやテストのため
にオンデマンドでプロビジョニングでき、そのあとで破棄できる。
12.3.6
 
本番環境への適用
パイプラインの最後のステップは、通常本番環境へのデプロイのステージである。このステージ
は、上流のステージで何度も実行された同じ作業を同じツールとプロセスで行うだけなので、簡単に
終わるはずだ。このステージで考慮しなければならない大きなリスク、不確実性は、上
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Publisher Resources

ISBN: 9784873117966Other