
6.4
まとめ
111
●
モニタリングエージェントは実行されているか。
●
サーバーは DNS、モニタリング、その他のネットワークサービスに登録されているか。
●
すべての必要なサービス(ウェブ、アプリ、データベースなど)は実行されているか。
●
必須ユーザーアカウントは作られているか。
●
オープンすべきポートがオープンされているか。
●
有効にされていてはならないユーザーアカウントが有効にされていたりしないか。
スモークテストは、自動的にトリガリングされなければならない。スクリプトを実行するために人間
の手が必要なら、忘れ去られて時間とともに役に立たなくなる危険性がある。ここでは、Jenkinsや
GoCDといったサーバーを作成するCI/CDサーバーが役に立つ。これらを使って、この種のテストを
毎回自動実行すればよい。
スモークテストは、モニタリングシステムに統合できる。スモークテストに組み込まれるような
チェックの大半は、日常的なモニタリングチェックとしても大いに役に立つ。その場合、スモークテス
ト自体は、新サーバーがモニタリングシステムの対象に含まれており、チェックがすべて青になってい
ることを確認するだけでよい。
6.4
まとめ
この章では、サーバーのプロビジョニングに対するアプローチとパターンを説明してきた。中心的
なテーマは、何をプロビジョニングするか、サーバーのライフサイクルのどの部分でそれをするかだっ
た。次章では、サーバーテンプレートの管理の詳細に踏み込んでいく。