
68
4
章 サーバー構成ツール
がほとんどなくなるので、予測可能性が高くなる。しかし、洗練されたサーバーテンプレート管理が必
要とされる。
4.3.4
コンテナ化されたサービス
コンテナ化されたサービスは、軽いコンテナ(Dockerによって人気を集めるようになった)にアプ
リケーションとサービスをパッケージングする方法である。こうすると、サーバーの構成/ 設定とサー
バー上で実行されるものとの間の結合が緩やかになる。そのため、ホストサーバーは非常に単純にな
り、変更のペースも下がる。この種のホストでは、ほかの変更管理モデルのどれかをさらに使わなけ
ればならないが、その実装は大幅に単純化され、メンテナンスしやすくなる。注意と労力は、主として
サービスとアプリケーションのパッケージング、テスト、ディストリビュート、オーケストレーション
に注がれるが、イミュータブルなインフラストラクチャモデルと似た形になるため、本格的な仮想マシ
ンとサーバーの構成 /設定を管理するのと比べれば単純である。
4.4
コンテナ
サーバーにアプリケーションをインストールして実行するための新しい方法として、Docker(https://
www.docker.com/)、 Rocket(https://coreos.com/blog/rocket/)、 Warden(https://docs.cloudfoundry.
org/concepts/architecture/warden.html)、 Windows Containers ...