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13
章 インフラストラクチャチームのワークフロー
13.1
動くものは何でも自動化する
優秀なインフラストラクチャコーダーは、何はなくとも、可能であればかならずタスクを自動化する
という習慣を身につけている。最初は仕組みを理解するために手でタスクを実行してみるかもしれない
が、同じタスクを何度もするのは退屈だ。
怠惰という美徳
Larry Wall
は、プログラマが持つべき
3
つの美徳の第一として怠惰を挙げている。彼は怠惰を
「エネルギー消費の総量を削減するための偉大な努力に人を向かわせる性質であり、ほかの人
が便利だと思うような省力プログラムを書き、そのプログラムについての大量の質問が不要
になるようなドキュメントを書く原動力である」と定義している
*
。
繰り返し発生するユーザーからの要求、問題、タスクに目を光らせ、反復が不要になるような方法
を見つけよう。そのためのテクニックには階層構造があり、もっともよいものから並べると次のように
なる。
1. ものごとの設計や構成 /設定を見直し、タスクが不要になるようにする。
2. タスクを透過的に処理でき、誰も注意を払わなくて済むようになるオートメーションを実現する。
3. タスクの詳細までは知らない人(ユーザーなど、タスクの必要性がわかる人が望ましい)がタス
クをすばやくこなせるようになるセルフサービスツールを作る。
4. ユーザーが自分で簡単にタスクを実行できるようにするためにドキュメントを書く。
当然ながら、ドキュメントやセルフサービスツールは、ユーザーに合った ...