
42
3
章 インフラストラクチャ定義ツール
3.1
Infrastructure as Code
のためのツールの選択
Infrastructure as Codeは、1章で説明した課題、原則、プラクティスを念頭に置いてオートメー
ションにアプローチする。しかし、市場に出回っているツールや製品の多くは、これらの原則に従って
設計されているわけではない。そういったツールを Infrastructure as Codeの枠組みにフィットさせる
ことは不可能ではないが、最初からそのように作られたツールを使った方がはるかに簡単だ。
以下の節では、Infrastructure as Codeにうまくフィットするツールの要件を説明する。これらの要
件は、ダイナミックインフラストラクチャプラットフォームから、この章で説明するインフラストラク
チャ定義ツール、あとの章で取り上げるサーバー構成ツール、サービスまでのすべてのものに当てはま
る。
3.1.1
要件:スクリプトで操作できるインターフェイス
APIやコマンドラインツールを本格的なインターフェイスとして扱うツールは、GUIやウェブベース
UIをもっとも重要な操作方法として扱うツールよりも、スクリプトから使いやすい。
販売されているインフラ管理ツールの多くは、洗練されたグラフィカルインターフェイスを基礎とし
ている。オブジェクトをドラッグアンドドロップし、カタログからアイテムを選択すれば、インフラ管
理の仕事は単純化されるという考え方だ。こういったツールを使えば、スキ ...