
10.8
まとめ
187
未使用トグルのクリーンアップ
機能トグルやそれに類似したテクニックを使ったときによく見られる問題は、システムのコー
ドベースが複雑化することである。時間とともに、もう不要になった膨大な量の条件コードと
設定オプションが蓄積されていく。
機能トグルを取り除くのは不要な仕事だとか、設定オプションは「もしものとき」のために残
しておくべきだなどと考えるのは間違いだ。これらはコードの複雑度を上げ、システムを理解
し、エラーをデバッグするためにかかる時間を延ばしてしまう。欠陥は、人々が使われていな
いと思っているコードに隠れているものだ。
使われなくなったオプション機能や開発が停止した機能は、技術的負債である。容赦なく切
り捨てなければならない。たとえ、あとでそのコードが必要だと思った場合でも、
VCS
の履
歴のなかに残っているはずだ。
10.8
まとめ
この章では、ソフトウェア開発で使われている重要なプラクティスを復習し、それが Infrastructure
as Codeとどのように関連し合っているかを説明した。これらのプラクティスの背後にあるテーマは、
品質である。システムとシステムを定義するコードの品質を保証するためには、品質を第一に考えなけ
ればならない。
自分たちのシステムの品質に高い優先順位を与えているチームは、継続的にフィードバックを受け
付けてすぐにそれに対処し、好循環を作り出している。彼らは自信を持っており、システムをスムース
に動かし続けるために、日常的に小さな修正やひねり ...