
5.4
サービスディスカバリ
85
ばならない。
たとえば、不規則に変動するアプリケーションサーバープール全体での CPUの利用状況とプール内
のサーバー数の関係をグラフにすれば、オートスケーリングが負荷をいかにうまく管理できているかを
示すことができる。
モニタリングツールのなかには、削除されたサーバーを適切に処理できないものがある。それらの
ツールは、サーバーを決定的に重要なものとして扱い続けており、赤いステータスインジケータでダッ
シュボードを見づらくしている。このようなモニタリングツールにぶつかったら、ベンダーに今風に
アップデートするよう要求するか、別の製品に乗り換えるようにすべきだ。
5.3.3
ログの集約と分析
ITインフラには、ログファイルがあふれ返っている。ネットワークデバイス、サーバー、ユーティリ
ティがログを生成する。アプリケーションは専用のログファイルを持ち、ネットワークデバイスでさえ
syslogサーバーにイベントを記録できる。サーバースプロールの副作用には、問題を掘り下げるために
どこに注目したらよいかがわかりにくくなるというものも含まれている。仮想サーバーのファイルシス
テムで管理されているログファイルは、そのサーバーがエラーを起こしたり自動的に破棄されたりした
ときに失われてしまう。
この問題の解決方法として人気があるのは、ログの一元的な集約である。サーバーやデバイスは、
syslogサーバーやLogstashなどの中央で管理されているストレージサービスにログを送るように構成