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Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス
book

Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス

by Kief Morris, 宮下 剛輔, 長尾 高弘
March 2017
Intermediate to advanced
352 pages
9h 3m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
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14
1
章 課題と原則
部分が変更しやすく設計されているという前提のもとでの話である。ソフトウェアとインフラストラク
チャは、現在の要件を満たすためにできる限り単純に設計されていなければならない。変更管理は、
安全にすばやく変更を送り届けられなければならない。
システムを安全にすばやく変更できるようにするためのもっとも重要な手段は、ひんぱんな変更で
ある。変更がひんぱんなら、関係するすべての人々は否応なく変更管理に適した習慣を身につけてい
く。効率的で合理的なプロセスを開発し、それをサポートするツールセットを実装するようになる。
1.5
 
プラクティス
前節では、総論的な原則を示した。この節では、Infrastructure as Codeの一般的なプラクティスの
一部を示していく。
1.5.1
 
定義ファイルの利用
定義ファイルを使うのは、Infrastructure as Codeの基礎中の基礎と言うべきプラクティスである。
定義ファイルは、インフラストラクチャ要素とその構成 / 設定方法を指定する。定義ファイルは、それ
らの構成要素のインスタンスをプロビジョニング、構成 /設定するツールの入力として使われる。 1-1
はデータベースサーバーノードのための定義ファイルの例だ。
インフラストラクチャ要素とは、たとえばサーバーである。サーバーには、ユーザーアカウントの設
定、ロードバランサールールなどのネットワークの構成 / 設定、その他さまざまな構成/ 設定がある。ツー
ルが異なれば、呼称もさまざまである。た ...
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Publisher Resources

ISBN: 9784873117966Other