
8.6
まとめ
145
puppet
)、
r10k
(
https://docs.puppet.com/pe/latest/r10k.html
)が挙げられる。
8.5.3
プラクティス:優れた設計を生み出すテスト駆動開発(
TDD
)を
使え
TDDは、コードの開発と同時に自動テストもかならず書かれるようにするための方法に過ぎないも
ののように誤解されていることが多い。しかし、TDDに習熟したデベロッパやチームは、クリーンで
メンテナンスしやすいコード設計を推し進めるところが TDD の最大の価値だと考えている。
構成定義でそのような効果が得られる要因は、すべてのモジュールが単独でそのモジュールをテス
トできるユニットテストを備えていることだ。構成定義がアップデートを重ねていくと、テストをアッ
プデートし、機能し続けるようにすることが次第に難しくなってくる。テストが適切な規律のもとで書
かれ、メンテンスされていれば、モジュールが大きく複雑になり過ぎたときにそのことがわかるのであ
る。また、モジュールが依存コードに密結合し過ぎると、自己完結的なテストをセットアップするのが
難しくなるので、そのような問題が起きたときも明らかになる
*
。
8.6
まとめ
この章は、前のふたつの章とともに、個別のサーバーのプロビジョニングとアップデートにスポット
ライトを当ててきた。次章では、インフラストラクチャのもっと大きな部分に対象を広げ、環境や相互
に関連し合うシステムやサービスの管理方法を見ていく。
* 10 章と11 章では、これを ...