
14.6
まとめ
297
無人実行されるプロセスに権限を与えるために生まれてしまう脆弱性には、緩和のためのテクニック
がいくつかある。
●
無人プロセスが実行されるシステムへのアクセスを制限する。
●
決められた位置 / インスタンス以外からは権限が使えないようにする。
●
認証情報の寿命を制限する。
●
認証情報の使用数に制限を加える。
●
認証情報へのアクセス、利用のログを取り、異常な利用に対してアラートを生成する。
●
どうしても必要な場合を除き、認証情報には読み出し専用アクセスを与える。
14.5.7.4
再構築可能なシステム
インフラストラクチャのどの部分についても労力なしで再構築できるようにしてあると、強力な防
御手段になる。攻撃者がインフラストラクチャをホスティングするアカウントの認証情報を手に入れ
たら、まったく新しいアカウントのもとですべてを完全に再構築し、バックアップからデータをロー
ドし、トラフィックを新しいアカウントにリルートして、もとのアカウントは捨てられる状態にできれ
ば、それが理想的だ。
これがディザスタリカバリの基本であり、この章で前述したように、日常的な運用の一部として実施
されるメカニズムを理想的に活用する。しかし、DRは、システムの一部に対する不正アクセスを獲得
した悪意の人物を前にしたときに効果的なように設計しなければならない。そのなかには、システムの
任意の部分を再構築し、サービスに投入するために必要なすべての素材が分離されていることが含ま
れる。
VCS、定義ファイル、デ ...