
9.2
インフラストラクチャの構造化
153
プロセスは単純で早く統一的なものになる。必要なオーバーヘッドの量が劇的に削減され
る。何よりも、変更と変更の適用のために使われるプロセスがファイル内に明示的に定義さ
れ、
VCS
で管理されるため、トレーサビリティを提供し、法的なコンプライアンスその他の
要件が満たされていることを保証することが簡単になる。
9.1.6
セルフサービス環境
パラメータ化された環境定義には、新インスタンスが簡単に作成できるという利点もある。
たとえば、開発チームとテストチームが共有環境へのアクセスを調整して作業ペースが下がるような
問題がなくなる。新しい環境は数分で作れる。オンデマンドで環境を作成、破棄することさえできる。
これは、JIRAのようなチケット管理アプリケーションなどの標準サービスとも併用できる。各チー
ムに簡単に独自インスタンスを与えられるため、複数のチームの間で構成/ 設定変更を調整しなくても
済むようになる。
共通定義ファイルで定義された環境とサービスインスタンスは、セルフサービスでプロビジョニン
グできる。インフラチームがサービスとインフラをセットアップするための時間を割かなくても、現場
チームが定義済みで十分にテストされているテンプレートを使って自分用のインスタンスを作り出すこ
とができる。
セルフサービスプロビジョニングは、アップデートプロセスのサポートまですることが大切だ。共有
インフラストラクチャ定義に変更を加えたときには、その変更がすべての既存インスタンスにロールア ...