
15.5
まとめ:決して終わりはない
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15.4.5
問題点を検出、是正するための時間の短縮化
1章のまとめでも触れたように、チームはすばやく問題をキャッチし、修正できるようになることを
目標とすべきだ。十分な時間と労力を投入することさえできれば、ミスが発生することさえ防げると考
えているチームがあまりにも多すぎる。本書は、品質を重視する文化と効果的な継続的テストプロセス
を強く支持するものだが、コストと効果(利益)のバランスを取ることは大切だ。市場投入のスピード
の速さから得られる利益は、非常にコストの低いリスク(リスクがすばやくキャッチ、修正できれば、
リスクのコストは下がる)を上回ることがある。
15.5
まとめ:決して終わりはない
自動インフラストラクチャの構築は、決して終わりのない仕事である。経営者たちは、ITが完成し
たら、あとは維持のために最小限の投資をするだけで、それを無限に実行していられるだろうと期待
し、オートメーションを業務削減の手段として考えることがあるが、それは少なくとも現在のITシス
テムに関しては間違いである。
この場合、ITシステムは、大衆車のようなものとしてイメージされている。生産ラインから出てきた
車を買い、給油やメンテナンスのために定期的にコストをかけ、ときどき摩耗、故障した部品を交換す
る。車を設計、生産するエンジニアを社内に置いておく必要はない。
実際には、現在のITシステムはF-1のレーシングカーに似ている。標準パーツや共通パターンに
従っていても、一つひと ...