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私の職業はコンサルタントであり、良いやり方と悪いやり方を教
える専門家です。特に、本書で述べている「つかみ」については、
科学的にも経験的にもビジネスシーンで成果を出すための最善の方
法として強い自信がありました。
しかしながら、それだけ良いやり方を教えているにもかかわらず、
一定数、成果が出ない人がいました。一時期は「自分の教え方が悪
いのだろうか?」「教えていることそのものが間違っているのだろ
うか?」と自分を責めました。そのため、自分が教えている内容の
研究を重ねたり、書籍やセミナーを通じて教え方を学んだりするこ
とを何度も繰り返してきました。
すると、その過程で、「成果が出る人と成果が出ない人は思考が
違う」ということに気がつきました。つまり、どれだけ良いやり方
を教えても、教わる側の頭の中に成果を出すための思考回路がない
限り、成果は出ないのです。
はじめにそのことに気がついたのは、世界的なベストセラー書籍
『思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル著、田中孝顕訳、きこ書房)
を熟読していたときでした。「なるほど、こういう考え方の違いが
あるから成果が出る人と成果が出ない人が分かれるのか」というこ
とを知りました。
それに加えて、私がこれまで 3,000 人を超える人にサービスを提
供してきた中で、成果が出る人と成果が出ない人の共通点をかき集
め、脳科学や心理学の視点から分析を続けました。
そして、その答えこそが、成果を出し続ける人の思考「3 つの『お』」