
49
瞬時につかむ 12 個のアプローチ
〜興味の壁を越える「3秒」の世界〜
章第
2
プレゼンテーションにおいて絶対にダメなのが、いきなり説明す
ること。気づかずにやってしまっている人が散見されるので要注意
です。そもそも大前提として、人は他人の話に興味がありません。
興味もないのに、聞いてもないのに、いきなり説明したらどうなる
でしょうか? はい、嫌われます。しかも、その説明が長い。こう
なると、聞き手はあからさまに不機嫌になったり、その場から立ち
去ろうとしたりするので今すぐやめてください。
プレゼンテーションでは聞き手に売り込み感を感じさせないこと
が重要です。なぜなら、人は売り込まれることが大嫌いだからです。
それに対して、人の心をつかむ人は、いきなり説明しません。説
明する前に、相手の興味を引き出します。相手の話を聞く体勢を整
えてからはじめて説明に移ります。話を聞きたがっている相手に説
明するので自然と売り込み感がなくなるのです。
では、どうすれば売り込み感をなくすことができるのでしょうか?
どうすれば聞き手から「もっと知りたい」「もっと教えてください」
と言われるようになるのでしょうか?
大切なのは「ポジション」です。聞き手に対して話し手がとるべ
きポジションというものがあります。話し手がどのポジションをと
るかによって、聞き手に売り込み感を感じさせて「聞いてください」
「買ってください」と話し手がお願いする立場になるのか、あるいは、
それを感じさせないどころか ...