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強力に鷲づかみする 5 個のアプローチ
〜信頼の壁を越える「3 分」の世界〜
章第
3
数字とは、どんな人にも同じ情報として伝わる世界共通言語です。
「3分」と言えば、それ以上でもそれ以下でもなく、極めて正確な客
観的事実です。そこに誤解や錯覚は発生しません。わかりやすい説
明がしたいなら、必ず押さえておきましょう。
まずは、とにかく数字を使ってください。数字を使おうとすれば、
嫌でも物事を具体的かつ客観的に考えることになります。つまり、
話がわかりやすくなるということです。
「ほとんど」よりも「94%」と伝えたほうが情報の精度は高く、迫
力があります。提出物の期限を「なるべく早く」ではなく、「3 月 31
日まで」とするほうがストレスもトラブルも少なくなります。「少々
お時間をいただけますか?」という文言を「10 分お時間をいただけ
ますか?」に変えるだけで、相手はその場で判断しやすくなり、印
象も良くなります。
このように、できるビジネスパーソンは例外なく数字を使ってい
ます。いついかなるときも、いったん数字で考える癖をつけましょ
う。なお、数字を使うときのポイントは下記の通りです。
1. 身近でイメージしやすい表現にする
新発売のノートパソコンが500g 軽くなったことを伝えたいなら、
その数字をそのまま使うのではなく、「ペットポトル 1 本分」と表現
すると持ち歩いたときの楽さ加減についてイメージしやすくなりま
す。「イーロン・マスクの資産は60 兆円です」と言われても、その
額が現実とかけ離れすぎていていまいちピンときませんが、 ...