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ります。
特に非生活必需品に該当するものを提案する場合は、問題意識を
植えつけることを忘れないようにしましょう。
問題提起をするとき、表現の仕方には2 通りがあります。その問
題を定量化するのか、あるいは、定性化するのかです。
「定量化」とは、物事を数字に置き換えてとらえることです。「残
業時間が月45 時間以上」「成約率が30%以下」のように、数字は共
通の概念であるため、それがいかに良くない状態であるかというこ
とを正しく認識しやすくなります。したがって、問題意識を訴求す
るとき、まずは定量化することを考えましょう。
しかしながら、すべての問題が定量化できるとは限りません。そ
の場合は、定性化します。
「定性化」とは、数字を使わずに物事をとらえることです。「顧客
満足度が低い」「ブランドイメージが弱い」など、しばしば抽象的す
ぎる傾向があるため、話し手と聞き手で認識のズレが生じやすく、
注意が必要です。そこで、定性化では「診断名」をつけてください。
たとえば、医師から「あなたは『糖尿病』です。このまま放ってお
くと、全身にさまざまな合併症を引き起こすリスクがあります」と
言われたらいかがでしょうか?
おそらく自覚症状がなくても治療を開始する人は多いと思います。
つまり、病名を断定されるまで自分が患者であることに気づかない
ため、本気で治そうとしないのです。