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瞬時につかむ 12 個のアプローチ
〜興味の壁を越える「3 秒」の世界〜
章第
2
冒頭で魅力を最大限に伝える「タイトル(見出し)」やプレゼンテー
ション全体で最も伝えたい「メインメッセージ」を渾身の一撃とし
て一言に磨き上げることは、すべてのプレゼンターにとって最重要
事項です。私はその極めて大事な一言を「このフレーズでつかむ!」
という気持ちを込めて、【つかみフレーズ】と呼んでいます。
プレゼンテーションにつかみフレーズがないというのは、何も伝
えていないことと同義です。伝えたいことがあるなら、それを印象
的な一言にして伝えましょう。
また、このスキルの名前を「キャッチフレーズ」としていないこ
とにも、明確な理由があります。
それは、無難すぎたり、いろいろなところで使われすぎたりして
手垢のついた言葉には、もはや人を惹きつける力はないからです。
反対に、馴染みのない言葉は、「何それ?」と見聞きした人を興
味津々にさせる力があります。
「キャッチ」の和訳は「つかみ」です。しかしながら、意味は同じ
であっても、人の心をつかむのは「つかみフレーズ」なのです。
情報発信において、タイトルは入口です。つまり、その情報を取
り入れるかどうかはタイトルで判断されるということです。しかも、
その選別は文字通り「秒」単位で振り分けられるため、一瞬で興味
を引くものでなければなりません。