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3章 連続性のデザイン
3.3.4 連続性をオープンプラットフォームにまで広げる:Pocket
Pocket(もともとはRead It Later)は連続性の体験を実現しているまた別の例
で、連続的な行為をより集中的かつ反復的に行うようなケースです(図3-15参照。
Pocketでは、ユーザーが別々のデバイスにまたがってコンテンツを消費する際、
コンテキストも多岐にわたるという点に注目しています。そうした点に注目する
ことが、ユーザーの行動パターンに合わせてシームレスに流れる体験を作るため
に非常に重要であることを示しているのです。
図3-15 PC、タブレット、スマートフォン(iOSとAndroid両方)にまたがるPocketの製品エコ
システム。
Pocketの大前提となるのは、ユーザーがウェブ上で興味を持った記事やビデオ
などを保存しておき、後で楽しめるようにするという体験です。Pocketのユーザー
は、興味のあるコンテンツ(記事やビデオ、またはウェブページ)を見つけたのに
その場で見たり読んだりする時間がないとき、そのURLを保存することができま
す。Pocketは連続性をうまく活かすために異なるデバイス間で UI を調整していて、
デバイスによってコンテンツの発見と消費という役割を使い分けています。では、
そのフローを詳しく見てみましょう。