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4章 補完性のデザイン 4.2 コラボレーション&必須
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マルチデバイス体験の場合はまだ黎明期の段階ですから、この段階で参加して
くれているユーザーをつなぎ止めることがどうしても必要です。3章で議論したよ
うに、製品を軌道に乗せ、ユーザーを引き込み、データを集め、それによってよ
り優れた多くの体験をさらに生み出すためには、ユーザーにマルチデバイスの価
値を理解してもらい、基本的な流れに親しんでもらうことが非常に重要です。
それと同時に、すべてがつながった世界へ(6章で論じるモノのインターネット
といった動きと合わせて)より深く入り込んでいくにしたがって、エコシステムに
まつわる体験はより大規模となり、よりたくさんの種類のデバイスが関わってく
るようになるということも覚えておいてください。そういった状況で製品に最初
に触れるユーザーは、アーリーアダプターや元来より技術に精通した人たちです。
これはシンプルさや使いやすさ、製品の流れのわかりやすさや導入といったこ
とをおろそかにしてよいということではありません。しかしアーリーアダプター
層に対しても、より複雑な操作や設定を使えるような手段を提供するなどの配慮
を忘れないでください。例えば、ホームオートメーションの製品エコシステムで
は、「家を出たら電気を消す」といったようなプリセットの設定を手始めに用意し
ておくのが有効でしょう。とはいえ、ユーザーが自分でカスタムの設定を定義で
きるようにしておくことも重要です。なぜならこういったアーリーアダプターは、