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章
Matplotlib
による可視化
4.4.1
plt.plot
を使った散布図
前の節では、
plt.plot
または
ax.plot
を使って線グラフを作成しました。散布図もこの同じ関数
を使います(図 4-20)。
In[2]: x = np.linspace(0, 10, 30)
y = np.sin(x)
plt.plot(x, y, 'o', color='black');
図4-20 散布図の例
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番目の引数には、プロットに使用するシンボルの種類を表す文字を指定します。線スタイルを
制御するために
'-'
や
'--'
などを指定できるのと同じように、点マーカーのスタイルには独自の短
い文字コードが割り当てられています。使用可能なシンボルの完全なリストは、
plt.plot
のドキュ
メントまたは
Matplotlib
のオンラインマニュアルに記載されています。ほとんどの場合は直感的で
す。ここでは、一般的なものをいくつか示します(図 4-21)。
In[3]: rng = np.random.RandomState(0)
for marker in ['o', '.', ',', 'x', '+', 'v', '^', '<', '>', 's', 'd']:
plt.plot(rng.rand(5), rng.rand(5), marker,
label="marker='{0}'".format(marker))
plt.legend(numpoints=1)
plt.xlim(0, 1.8); ...